2023年は金子みすゞ生誕120年の年だった。
金子みすゞは山口県生まれ。同郷ということになるが、金子みすゞの名前を初めて知ったのは、ずいぶん遅く、たぶん1993年4月の天声人語によってだったと思う。
引用されていた「大漁」という詩は衝撃的だった。浜で鰯の大漁を祭のように喜んでいる一方で海の中では何万の弔いがあるという発想、そして「童謡詩人」がそのようなことを詩にしていたことに驚かされた。
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「弁護士の日常」カテゴリーアーカイブ
詰将棋/田中誠(事務所だより2022年1月発行第64号掲載)
ここ数年、通勤途上で詰将棋を解くことが日課となっている。
将棋は結構好きで、10年以上前くらいまでは、他の事務所の弁護士のグループに混ぜていただいて、プロ棋士の指導を受けるなどしていたのだが、そのころも詰将棋は苦手だった(というよりまともに取り組んだことがなかった)。指導の会も、しばらく行けなくなると行きづらくなり、すっかり足が遠のいてしまい、将棋そのものと縁が切れた感じになっていた。 続きを読む