弁護士の日常」カテゴリーアーカイブ

与えられた頁/西川治(事務所だより2026年1月発行第72号掲載)

 日本労働弁護団発行「季刊・労働者の権利」(略称・「権利」)に「労働事件における債権回収」として連載することになりました。
 昨年2025年日本労働弁護団総会プレ企画『労働債権の回収』の講師を担当したところ、山岡弁護士(日本労働弁護団事務局次長)から権利の原稿を書くよう言われ、書き始めると1/4くらい書き終えたところで既に40頁近く。毎号100頁強の権利に1度に載るわけがなく、連載となりました。

 連載第1回で与えられた頁は9頁。民事執行の準備手続までで終わりです。この調子だと完結まで4年以上かかりますが、頑張って書き続けたいと思います。

弁護士を志した理由と今後の展望/吉田優作(事務所だより2025年8月発行第71号掲載)

 初めまして。
 2025年3月に神奈川総合法律事務所に入所いたしました、吉田優作(よしだゆうさく)と申します。
 生まれてから長らく東京で生活していたのですが、1年間の神戸での司法修習を終え、縁あって横浜の地で、そしてこの事務所で弁護士として仕事をさせていただくこととなりました。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
 今回は、自己紹介を兼ねつつ、弁護士を志した理由と、今後の展望について述べたいと存じます。

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金子みすゞ生誕120年/野村和造(事務所だより2024年1月発行第68号掲載)

 2023年は金子みすゞ生誕120年の年だった。
 金子みすゞは山口県生まれ。同郷ということになるが、金子みすゞの名前を初めて知ったのは、ずいぶん遅く、たぶん1993年4月の天声人語によってだったと思う。
 引用されていた「大漁」という詩は衝撃的だった。浜で鰯の大漁を祭のように喜んでいる一方で海の中では何万の弔いがあるという発想、そして「童謡詩人」がそのようなことを詩にしていたことに驚かされた。
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詰将棋/田中誠(事務所だより2022年1月発行第64号掲載)

 ここ数年、通勤途上で詰将棋を解くことが日課となっている。 
 将棋は結構好きで、10年以上前くらいまでは、他の事務所の弁護士のグループに混ぜていただいて、プロ棋士の指導を受けるなどしていたのだが、そのころも詰将棋は苦手だった(というよりまともに取り組んだことがなかった)。指導の会も、しばらく行けなくなると行きづらくなり、すっかり足が遠のいてしまい、将棋そのものと縁が切れた感じになっていた。 続きを読む