弁護士 野村 和造(のむら かずぞう)

  経歴等

 1972年3月 東京大学法学部卒業
 1974年4月 弁護士登録・東京弁護士会入会
 1974年4月~1977年3月 尾崎陞法律事務所に在職
 1977年4月 神奈川総合法律事務所に入所(横浜弁護士会(現・神奈川県弁護士会)に登録替え)

  • 日本労働弁護団会員
  • 神奈川過労死対策弁護団共同代表
  • LAG(労働弁護グループかながわ)事務局次長

【これまでに務めたもの】
・厚木基地爆音第1次訴訟(最高裁・差戻控訴審)事務局長
・住友石綿じん肺第1次・第2次訴訟弁護団長
・住友アスベスト(下請)3次訴訟弁護団長
・1994年~2001年 産能大学(現産業能率大学)「労働と法」兼任講師(1995年~2002年同(通信)非常勤講師)

  主な著書・論文など

  • 「労働と法」(1998 産能大学テキスト)
  • 「問題解決労働法 8 社会の変化と労働」(共著)(2009.1 旬報社)
  • 「労働法実務解説8 高齢者雇用・競業避止義務・企業年金」(共著)(2016.11 旬報社)

  ひとこと

 少数者の声は、かき消されがちです。
 これまで、多角的な「ものの見方」を提示することが大切だと思って弁護士の仕事をしてきました。
 今、軽度外傷性脳損傷(MTBI)の事件を担当していますが、残念ながら日本では患者の立場に立ったものがあまりにも少なく、困難な状況です。外傷性脳損傷は、頭部に物理的な衝撃が加わり起こる脳損傷ですが、事故直後の意識障害の状態が軽度なものが軽度外傷性脳損傷(MTBI mild traumatic brain injury)とされています。多くは回復するものの一部は深刻な症状が残り(高次脳機能障害は症状の一つです)、WHOも軽度外傷性脳損傷の拡大に警鐘をならしています。ところが日本では、これまでCTやMRIなどの画像所見がないとか意識障害がたいしたことがない場合、多くが精神的なもの、ひどい場合は詐病として扱われてきました。
 スポーツ障害(アメリカのアメリカンフットボールでのNFL相手の集団訴訟の和解にみるとおり深刻です)、交通事故など、様々なところで、たくさんの軽度外傷性脳損傷の人々が生み出されています。
 担当している事件を取り組む中で、少しでも、MTBIに苦しむ人たちの声を伝え、予防につながげたいと思っています。
  なお、ベトナムのフエ大学(医科薬科大学)の遺伝・障害. 児相談センター(OGCDC)で、枯れ葉剤被害児救済問題に取り組むニャン(Nguen Viet Nhan)医師を支援してきました。

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